ジェラルド・バトラー(「エンド・オブ・〇〇」シリーズ)
主演の災害パニックムービーです
<あらすじ>
大規模な自然災害が発生したので各国は協力して
それを「ダッチボーイ」と名付けた
システムの責任者ジェイク(ジェラルド・バトラー)は
上の命令を聞かずに勝手に行動したので更迭
代わりに弟のマックス(ジム・スタージェス)が後任となる
3年後、アフガニスタンで異常気象が発生する
ダッチボーイの不具合の兆候であるとされ
その調査に更迭されたジェイクが
ダッチボーイのあるステーションに向かうが…
<感想(ネタバレあり)>
まずこの映画の前提となる大規模な自然災害の発生
ですが、冒頭のナレーションでざっくりと説明して
「こりゃまずいや、気象をコントロールする装置が必要だねー」
みたいな感じでとにかく展開が早すぎ!
もうどんどんストーリーを進行させたいんでしょうね😅
そもそも「そんな簡単に気象ってコントロール出来るの?」
などという疑問をこの映画に持ってはいけません!
話の進行スピードに置いて行かれます(;^ω^)
それからジェイクがダッチボーイの調査にステーションに
到着し、そこでステーションの主要登場人物を紹介されます
多分この中に犯人がいてソイツを突き止めるというサスペンス
要素を入れたかったんでしょうね
それでこのままだと「ジオストーム(嵐の連鎖反応による大災害)」
が起きてしまうということらしいのですが
その超異常気象描写がギャグマンガの表現なんですよ
海辺にいた海水浴客も一瞬で「ピキーン」みたいになるんですが
もう「そうはならんやろ!」的な表現で笑ってしまいます
日本での超異常気象描写もあってすごいでかい雹が
降って来るのですが、これは今年北関東で降った
雹が車のボディをへこませた事件を思い出しちゃいましたね
とにかく気象の変化が速すぎ!
109分という短い時間でストーリーを進めなければ
ならないのは分かりますが…(-_-;)
事件の黒幕はアメリカの栄光を取り戻したい
国務長官デッコム(「トップガン・マーヴェリック」のエド・ハリス)
の仕業だと判明
ジェイクの活躍により事態は収拾され
兄弟の確執も解消されてエンディングです
気になった点としては
・兄弟の確執を乗り越える話と世界を救わなければならないミッション
犯人は誰というサスペンス要素といろいろ詰め込み過ぎ
・ステーションの描写でやたら設備が破損して破片が散らばるんですけど
「スペースデブリ」大丈夫なの?かなりの量が拡散しているんですが…
が挙げられますね
良い点を挙げてみますと
・アンディ・ガルシア(「オーシャンズシリーズ」)出てるじゃん!
なんか出てるだけで嬉しい!
・シークレットサービス役の女優(アニー・コーニッシュ)強いなー
あれ、声優ブルゾンちえみなんだ
くらいですかね
なんかもう超異常気象描写見て草生やすしかないですねw