リーアム・ニーソン主演のアクション映画です
<あらすじ>
トム・カーター(リーアム・ニーソン)は「速攻強盗」と呼ばれる
程の腕利きの泥棒だが、ある日知り合ったアニー(ケイト・ウォルシュ)
と恋に落ちる
一年後、アニーと結婚することを決意したトムは自身の罪を清算しようと
FBIに連絡して自主を決意する
だが面会したFBI捜査官ニベンスとその相棒ホールはトムが盗んだ
900万ドルに目がくらみトムを正当防衛でしかたなく殺した事にして
金をいただこうとする
そこにニベンス達を怪しんだ上司のベイカー(ロバート・パトリック)が
来るが、ニベンスはベイカーを射殺してしまう
トムに罪をなすりつけて金をいただこうとしようとするが
トムはアニーと逃亡する
果たしてトムは身の潔白を証明できるのか?
<感想(ネタバレあり)>
OPの強盗事件が流れるニュースシーンで「これはいわゆるケイパー物かな?」
と思って視聴していたのですが、もうトムは足を洗ってしまおうと
するので(原題が「HONEST THIEF(正直な泥棒)」ですからね)
「え、なにがしたいのこの映画?」と思って観ていたら
FBI捜査官が金に目がくらむとか…
しかもこの二人、まえにもちょろまかしをしていたみたいです
こんなに簡単に職業倫理を捨てちゃうのおかしくないかな?
それでその後トムを正当防衛に見せかけて殺そうとした時に
訪れたベイカーを殺してしまい、後には引けなくなってしまうのですが
演じている俳優がロバート・パトリックなのにあっさりと退場して
頭の中が「?」でしたね(;'∀')
「あんた元T-1000なんだから簡単にやられんなよ!」
その後トムとアニーが逃亡するのですが
トムが金を隠していた倉庫の監視カメラの記録を取り戻しに
アニーが倉庫事務所に向かい、ニベンスに襲われるシーンですが
ニベンスが陰湿で執拗に暴力を振るうのは非常に不快でしたね😣
その後トムはニベンスに復讐を誓い、かなりグダグダな
アクションシーンがあって(ニベンス宅に仕掛けた爆弾のシーンが安っぽい)
無事にニベンスを逮捕させ自身の潔白も証明
強盗の罪を清算するという行為を仕切りなおしてエンディングですが
そもそもトムの段取りが悪かったからこんな事になったんでしょうこれ…
まあ罪を「正直に」告白したけど他にも何件も「俺は速攻強盗だ」という
電話があった事が原因で本気で相手にしてもらえなかった前提があったにしろ
ホテルの部屋という密室ではなくて、衆人監視の元(大型ショッピングモールのフードコート)とかで会うとか、金の入っている倉庫の内部に隠しカメラ(遠隔操作可能でデータ送信能力有りのやつ)を設置したりとかすれば大事には至らなったのでは?
段取りが悪いからこういう事になったんですよ!