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あなたは二度「うわ~、そういうことか」とつぶやく 映画「そして、バトンは渡された」感想

邦画(しかも有名な作品)を紹介するのは

緊張します(^^ゞ

なお原作小説未読の、映画のみ視聴勢でしてー

youtu.be

<あらすじ>

高校3年生の「優子」は「森宮さん」と二人暮らし

どんな時でも笑顔なので周りからは浮いてしまい

卒業式のピアノ奏者を押し付けられてしまう

 

小学生の「みぃたん」は父親と二人暮らし

そこに梨花という女性がやって来て

「新しいママだよ」と父

 

みぃたんの父は「ブラジルに移住する」と

突然言うが、みぃたんと梨花は日本に残ると

言い別れて暮らすことに

 

みぃたんと梨花は二人で生活するが

生活能力のない梨花は経済的に困窮する

そこで梨花は大金持ちの泉ヶ原に目をつけ

その家に転がり込む

 

そこでピアノに興味を持ったみぃたんは

ピアノを覚え始める

 

ところが金持ちとの生活に退屈した

梨花は家を飛び出してしまい…

<感想(ネタバレあり)>

テーマは「本当の愛情は血のつながりで決まるのではない」です

 

最初の登場人物紹介で

「みぃたん」「梨花ちゃん」と「優子ちゃん」「森宮さん」の

エピソードが出て来たので

「それぞれの視点で語られる群像劇かな?」と

思ってました

 

それで梨花が魔性の女であるという説明がされているので

ちょっと嫌な感じがしたんですよ

 

私は邦画を視聴する時は若干構えてしまうんですけど

それは何故かといいますと距離が近く

感じてしまうからです

 

観ているときはもちろんモニター越しなのですが

同じ日本にいる人たちの話だから一歩引いて

見ることが出来ないのが理由なんでしょうね

 

梨花がみぃたんの実父をだまして

新しいお母さんとしてみぃたんの前に現れた時に

ゾッとしちゃいました(ここで脳内ではサイコなBGMが鳴ってましたね)

 

「みぃたん逃げてー」って心の中で叫んじゃいました😣

 

夫に生命保険の話をしていたから

「ああ、こいつは旦那を殺して保険金をだまし取ろうとしてるー」

と「おえっ」ってなっちゃったんですけど

そんな単純な話ではないんですよね

 

話を優子に戻しますが優子は父親のことを

「森宮さん」と呼びます(母親は逃げた)

これは最後まで呼び方を変えません

どうも実の父親では無いのが「父親ぶんな」の

台詞でわかります

 

学校でのエピソードで同級生の女子に冷たく

当たられているので

「もしかしてここからイジメられる話?」と

ここでもビクついてしまい視聴するのに体力使うなーと

思いながら観ていました

 

そして卒業式に行う合唱の為のピアノ演奏を

テストする際

早瀬君という男子が弾くピアノに衝撃を受けて

優子は早瀬君に惹かれるんです

 

ここでもまた女子学生が嫌味を言うので

また私はビクつきました

 

みぃたんの話に戻って

お父さんはブラジルに行ってしまい

梨花とみぃたんは二人暮らし

ここで私は首を傾げました

 

「あれ、梨花って保険金詐欺で夫を殺すんじゃないの?」と思っていました

「夫がブラジルに行ったのなら次の相手を物色してみぃたんを

捨てるとか人でなしな事しないの?よくわからん」と

 

どうも梨花はみぃたんを愛していて

お父さんにみぃたんを取られたくなくて

みぃたんの気持ちを操作して自分と一緒にいる

よう仕向けたんですね

 

みぃたんが父親にあてて書いた手紙を届けずにいる

ところからも父親にみぃたんを奪われたくなかったから

 

そうはいっても梨花は生活能力が無くて

消費行動が辞められなくて生活が困窮する

そこでまた男を物色して

金持ちで年配の泉ヶ原さんを捕まえます

 

そこでみぃたんはピアノに興味を持って

ピアノを弾き始めるのですが

 

「あれ、ピアノ?優子もピアノ弾いてるけど

これはどうつながっていくのかな?」と観ていました

 

優子の話に戻って

優子は進路に関しての面談で同級生女子に自身の生い立ちを

聞かれるんですが、ここでもまた私はビクついて

優子の身が心配になりました

 

ですが早瀬君にピアノの指導を受けて上手く弾けるようになり

優子は作り笑いを辞めて真剣な表情になり

早瀬君は初めて笑顔を見せます

 

同級生も優子の事情を理解して仲良くなります

なんか「優子ちゃん良かったね」と少しウルっときてますここで

 

梨花とみぃたんの話に戻って

梨花が勝手にどっかに行ってみぃたんを

二か月放置したせいでみぃたんは壊れかける

 

梨花はみぃたんを愛している筈なのになんで

みぃたんを放置したんだろう

身勝手な奴め!😠

 

とここで私は梨花を「浪費癖が辞められないイカれた、ゆがんだ愛情の持ち主」

と決めつけていました(愛情表現が大量のプレゼントとか)

 

まあ作り手の術中にまんまとハマっているのも気付かずに…

 

優子の話に戻って「森宮さん」が

「合わせたい人がいる」といいますが待ち人は来ず

そこでピアノを弾く音が聴こえて来て近くに行ってみると

そこには「アンパンマンのテーマ」を弾く早瀬くんが!

 

 

 

早瀬くんは親から強いられてピアノを弾いていたので

最初に弾くピアノは「英雄」って曲で無表情ですが

 

 

ここでは楽しそうに、躍動感のある演奏をしています

 

優子の次は早瀬君の問題も解決されてよかったと

優子は早瀬君に近づこうとしますが

 

早瀬君は彼女と腕を組んで立ち去り

フラれる優子

 

落ち込みピアノも上手く弾けない優子を

「森宮さん」が「俺が歌って合わせる」と励まし

優子は持ち直す

 

そして卒業式のピアノシーン

そこに梨花と「森宮さん」の結婚式のシーンが挟まれて

「あれっ?どういうこと?ここでつながんの?」

でしたが

 

優子=みぃたんだった!

ピアノを弾いているみぃたんが優子へと変化して

森宮が歳を取っているのを観て

「うわ~、そういうことか」とつぶやきました

 

なんかもう「してやられた」って感じ

梨花が森宮を抱きしめるシーンですが

私はこの女に既にして嫌悪感を持っているので

ひどくおぞましかったです「うわ、気持ち悪い」って

 

ここで映画の前半が終わるんですよ

 

残り時間を見ていたらまだ1時間くらい

あるので「え、どう続くの?」といぶかりましたね

 

高校を卒業した優子でしたが自分の人生の方向性に迷い

有名料理店を辞めてかつてバイトをしていた店に勤める

その料理を偶然(なんかここらへん「猟奇的な彼女」っぽい)

早瀬君宅に届ける事になり早瀬君と再会する

 

そこで優子は早瀬君の事が好きであると伝えて

急速に惹かれあう(速くない?)

 

優子は早瀬君と結婚しようとするが森宮さんは

「音楽の道を諦めるような中途半端なやつとの

結婚を認めん!」と断固反対

 

梨花といういい加減な母親を見てしまっているので

なおさら早瀬君を受け入れられないんですよね

 

そこで優子は「他の父親に認めてもらって外堀を埋めよう!」と

決意します

 

まず泉ヶ原さんに会いに行きますが泉ヶ原さんは

梨花さんは優子ちゃんの事を本当に愛していた」と言います

ここでもまだ私は梨花を理解できない

 

そして優子の元にある荷物が届きます

梨花からです

 

中を開けてみると驚愕の内容が…

梨花は父親にみぃたんを取られたく無かったので

みぃたんの手紙を父親に届けず、梨花が父に

嘘の手紙を送っていたことがわかります

 

そして父は日本に戻っていて

再婚し子供もいる事が判明

優子と早瀬君は実父に会いに行きます

 

実父に再開しお互いの手紙の内容で思いあって

居たことがわかり、すれ違いが解消されます

ここで優子は父親ではなく梨花を選んだ事に

罪悪感を感じますが、実父が「みぃたんは何も悪くない」

と言ってくれます

 

「優子」は「優しい子」ですからね

 

そしてもうひとつの「うわ~、そういうことか」ポイント

梨花の事情というか、謎が解けるシーンですが

実は梨花は病気で子供の生めない体であった事がわかります

 

みぃたんに愛情を注ぐことで幸せを感じていたと

 

正直周りに相談していればこれほどおかしな事には

ならなかったのでは?と思いますが不安だったんでしょうね

 

ここで前のシーンの振り返りが出ますが、ここは必要なかったのではと思います

観客各自に「ここはそういうことだったんだ!」と見返してもらえればいいかと

 

最後に梨花に会おうとしますが森宮さんから電話があって

梨花が死んでしまったと告げられます

 

病死ですが最後まで身勝手だった女性である

面は否定出来ないと思います

 

おそらく生い立ちに問題があったんじゃないかと

 

突き放されてしまった感もありますが、優子は泣きそして笑顔に

なるという「感情を表出する」事で乗り越えます

 

最後の結婚式のシーンですが

ここでは会話は無しで

BGM(それこそピアノが流れていればいいですよね)のみで

いいと思いました

 

もう観客には分かっている事をセリフや独白にしなくても

伝わるのでここは過剰というか余計に感じました

 

優子は最後まで森宮を「おとうさん」とは

呼びませんが、最初の「森宮さん」とは意味が違っているから

「森宮さん」呼びでいいんですよね😊

<気になったところ>

「心温まるヒューマンドラマ」なんだと思いますよ、この映画

でも怖くもあるんですよ

 

この映画、まわりが良い人ではないと成立しない話で

みぃたん(優子)は少し間違えばかなりハードコアな人生を

歩まされた危険性がありますよね?

 

泉ヶ原さんや森宮さんがヤバい人だったら?

同級生の女子にいじめを受けたら?

 

とか、そう考えるとゾッとするんですよ😰

<「フード理論」を参考に>

この映画の重要な要素に「ピアノ」と「料理」が

ありますが、私に教養がないので

「このシーンに使われたピアノの曲はこういう意味が…」とか

あまり言えません(-_-;)

 

でも料理のシーンはわかりやすいですよね

実は「フード理論」というものがありまして

 

映画やアニメ、ドラマやCMなどに出て来る

フード表現には法則があるんですよ

 

三原則があって

①善人はフードを美味しそうに食べる

②正体不明者はフードを食べない

③悪人はフードを粗末に扱う

といったものです

 

梨花はみぃたんに手作りの料理(見た目はヒドイけど)を食べさせる

シーンがありますがここで梨花はちゃんとみぃたんを愛していることが

わかりますね

 

森宮さんが優子に多めの食べ物を供するのも愛情がある証拠

 

一緒に食事をするのは絆があるということ

 

等食事シーンに焦点を絞ると見えてくるものがありますので参考にしてください\(^o^)/