大ヒット漫画「鬼滅の刃」を「刀鍛冶の里編」
制作公式発表記念でおさらいしておきます
「刀鍛冶の里編」は12巻からとなっております
<解説>
この漫画、「週刊少年ジャンプ」で連載されて
いましたが女性読者向けに作られていたんですね
まあジャンプ作品の中で女性読者が増え始めたのは
「キャプテン翼」あたりからでしたか
その後「幽遊白書」で飛影と蔵馬が
人気となって(ふたりのスピンオフ作品「TWO SHOTS」が描かれるくらいでしたね)
こうして並べてみると、まあいわゆる「腐女子」の
方の好物でもある訳ですが…(;^ω^)
この漫画に出て来る「鬼」ですが
「鬼に噛まれた者も鬼になる」ことから「吸血鬼」ですよね?
「吸血鬼もの」はコンテンツとしては
女性人気がありますからね
内容は「主人公が鬼と闘っていくバトル物」という
少年漫画の王道、敵である鬼は誰もが持っている黒い感情の
具現化したもので、炭治郎達はそれと対峙していきます
彼らは「嫉妬」「無感情」「力への渇望」「虚偽」
「傲慢」「虚栄心」「孤独感」等が人の形をなしたものであり
能力はいわゆる「チート」なのでズルいくらい
強いんですよね
そこで事あるごとに「鬼になれ」「こっちに来い」と
勧誘というか誘惑されます
そりゃ切られても瞬時に回復するんですから羨ましくも
なりますし、実際鬼滅剣士だったのに寝返った人が
いるのもやむを得ませんよね😅
だけど炭治郎はそちら側に行かない
ここで炭治郎のキャラ設定が「ありえないほどいい子」が
生きて来てストップ出来てるんですよ
そもそも妹が鬼になったのをなんとかしたいと
いうのが鬼殺隊に入った動機ですし
だから最終巻、無惨との戦いで炭治郎が鬼になりかけるのは
そうとうヤバイって読者が思うわけで
そして「自分が生き残る事しか考えていないひとりぼっちの無惨(我々現代人)」が
「他人の為に自らを犠牲にした炭治郎」に倒されて
「周りの今まで出会って来た人たちに救われる」のは現代人が
欲している「絆」ですよね
ジャンプの三大要素「友情」「努力」「勝利」も
ありますが
この作品は「絆」の漫画なんですね
全ての決着がついた後、故郷に
戻ってくるのは「行きて帰りし物語」だからですね
最後の鬼殺隊の面々が現代に転生した話ですが
おそらく作者が作中で結構ひどい目に合わせちゃった
事の申し訳ない気持ちで描いたのではないかと推測します(;'∀')
<作者の性別は?>
作者の吾峠呼世晴先生ですけど性別を公表してないんですよね
それで作者は男性か女性か論争があって
名前がアナグラムになっていて「ごとうげこよはる」が
「ごとうはるこ(後藤晴子)よ」になるんだそうな
私が調べたところ「吾峠呼世晴」の読みを
変えて「おとこよばれ」になるので女性になるから
どちらにしても作者は女性であるのが濃厚みたいですね
まあこれで「実は男性でした」でも面白いですよね😆