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おそらく公開当時多くの人を怒らせたであろう珍作 ブラッド・ピット主演 映画「ブレット・トレイン」感想

ブラッド・ピット主演のアクション映画です

 

<あらすじ>

殺し屋「てんとう虫」は引退を考えていたが

東京の高速列車にあるブリーフケース回収の仕事を

依頼される

 

ブリーフケースを巡って殺し屋たちが

バトルロイヤルを繰り広げる

果たして生き残るのは…

 

<感想>

映画開始10分あたりに「レモン」が

「テレビはカラッポ・暴力・おおげさ・落ち無し・意味なし」

と不満の声を上げますが、この映画の事じゃん!

 

この映画、おそらく制作の途上で揉めたんじゃないかと

邪推するしかないほどヒドイクオリティです

 

別にポップコーン映画を否定しているというつもりは無くて

そういう娯楽映画を作るならそれなりの物を

提供しないと駄目でしょう

 

ネットでいろんな動画配信サービスがあふれている昨今

わざわざ映画館まで足を運んで観に来てくれる

お客様に対してかなり失礼です

 

伊坂幸太郎の原作が元で、原作の登場人物が日本人なのを

変更していろんな人種で構成させたのは、世界で公開するから

多様性を持たせようという戦略だったんでしょう

 

ですが、主役を白人のブラッド・ピットにやらせたのは

完全な間違いです

なぜ真田広之に演じさせなかったのか謎です

 

真田さんお歳ですが、きっといい仕事してくれましたよ…

なぜ脇役にする!

 

これは「ホワイトウォッシング」という配役で

本来アフリカ系やアジア系が演じる役を

白人がやるという白人優位的な手法で、ここでまず

原作ファンはオコですね😡

 

それと舞台が日本なのに、殺し屋がやたら拳銃を

車内に持ち込んでいるのはおかしい

制作者の君たち、「空港の持ち物検査」って知ってる?

またここでもイラッとします

 

そして中盤あたりで列車から降ろされた「みかん」が

列車に飛びついて運転席の窓を拳で突き破って

乗り込むのむヒドイ、そんなことで窓が簡単に

破れるようなら「バードストライク」とかどうすんのよ!

 

監督が「ジョン・ウィック」のデヴィット・リーチ

製作にあの「イコライザー」のアントワーン・フークア

名を連ねているのに何でこんな事になったのか

調べてみますと

 

どうやらこの映画の企画、日本側から提案されて製作

されたのでそこらへんでまずおかしくなったのでは

ないかという事と

 

日本が舞台なのに撮影は海外(アメリカ国内の特設スタジオ)

で行った事も関係しているんではないかと思うしかないですね

 

今映画館まで行って映画をみると1,000円以上するん

だろうに(私はAmazonで400円レンタルで視聴)

これは久々の「金返せ!」感満載としか言いようがない

 

映画のキャッチコピー「最悪が止まらねぇ。」は

「お前のことだよ!」と突っ込まざるを得ません!

 

いいところがあるとすれば「みかん」と「レモン」の

きかんしゃトーマス」をネタにしたバディ感くらいですかね…

 

この映画の世界総興収は2億3,000万ドル超えしていると

いう事で、商業的には成功しているみたいですが(マジか!)

関係者の戦略は的中していたという事で

なんかそれが悔しさすら感じます

 

こういう時は同じ列車内を舞台にした良作映画を

観て溜飲を下げたいですよね?

私たちには「鬼滅の刃 無限列車編」があるじゃないですか!

こちらの興収は5億ドル超えています!

絶対にこちらの方が面白いし作品のクオリティも

高いです、おススメです\(^o^)/