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子供に教えるトートロジー Netflix アニメ「ONI ~神々やまのおなり」感想

子供に大切な事を教えてくれるアニメです

 

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<あらすじ>

神々山に住むおなりはおてんば娘

なにもしゃべらないおとうさんの「なりどん」と

二人暮らし

古来から恐れられている「ONI」の脅威が

数か月後にせまるなか、おなりはある真実に直面し…

 

<感想>

原案・監督が堤大介さんで、この方は

ピクサー出身で「トイ・ストーリー3」の

アートディレクターを務めていて

「ダム・キーパー」で初監督をして第87回アカデミー賞

ノミネートされている人なんですね

 

↓こちら無料公開されています

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そして脚本が「あの日見た花の僕達はまだ知らない」

岡田麿里さんです

この2人が関わっている時点でもう良作が約束されて

いますね😊

 

最初、神々山での暮らしが描かれていて

そこにいる妖怪たちが可愛くて

アニメーションの良さもあって、すんなりと感情移入出来

「こんな子達と一緒に住みたい」と思わせてくれます

 

妖怪には誰もが「クシ」と呼ばれる特別な力が

あって、それを磨くためにみんなは日々がんばっているのは

ONIの襲来に備えている為で

おなりだけはどんなに努力しても一向に身に付かない

 

父親の「なりどん」に相談しても

答えてくれない

 

ある日、昔の仲間の風太郎が来たことを

きっかけに「ONIのいる村」に行く

そこに居たのは人間で、自分たちがONIと呼ばれていた

 

そしておなりの出生の秘密が明かされて

おなりは人間で、なりどんはおなりの本当の

親から彼女を託されていた

それが神々山の人たちに

バレて、「ONIは出ていけ!」とののしられます

ののしっている妖怪たちから黒いものが

溢れて来てそれがあつまり、巨大な不気味な物に

 

これは、よくわからない存在への恐怖や不安が

形をなしたものですね

 

この前に、暗闇でなんか二つの光る目のような

怪物が見えて近づいたら実は車でしたとかという

演出は、相手が分からないと怖いけど

わかれば大した事ないよねって子供に教えてくれて

 

人間の居る街に行ったときに知り合った

カルビンという子がアフリカ系で

最初はいじめられていたけど

日本の妖怪を知ったら日本が好きになった

というくだりは上手い演出ですね

 

最後に、人間だったので「クシ」が無かったおなりが

自分の「クシ」を発揮して倒す、というより解決します

それは、人の居る街で人間を知ったおなりだからこそ

発揮できる「他人を理解し恐怖や不安に向き合う」能力

 

さっきまでおなりをののしっていた神々山の

人たちといっしょに踊るシーン

これを見た子供はマネするでしょうね😊

 

事態は収拾されて、おなりは引き続き神々山で

暮らしていきます

一緒にサンドウィッチを食べたカルビンとは

手紙のやり取りのみですけど、これは

この時点ではちょっとしょうがない

 

この子たちのその後はアニメを観た

子供たちにゆだねられていますからね

 

みんなこのアニメを観て

ドンツコツコツコワッショイワッショイ\(^o^)/

しましょう!