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日本の80年代特撮のテイストを感じる、キュートなSFファンタジーコメディ 映画「サイコ・ゴアマン」感想

カナダ製作のSFファンタジーコメディです

 

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サイコ・ゴアマン(字幕版)

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公式サイト(あるんだ…)はこちら↓

『サイコ・ゴアマン』オフィシャルサイト

 

<あらすじ>

ある日、ルークとミミの兄妹は、庭で謎の宝石を見つけ、「悪夢の大公」と呼ばれる残虐な宇宙人を復活させてしまう。「悪夢の大公」は、兄妹に宝石を返すよう脅すが、聞き入れられるどころか、「サイコ・ゴアマン」と名付けられ、ミミに宝石を利用されるかたちで服従させられてしまう。 そうこうしているうちに、「悪夢の大公」を狙う刺客たちが彼らに送り込まれる。

 

<感想>

正直この映画、まったくノーマークでした

Twitterで紹介されていたので何気に

観たら、かなりの掘り出し物でしたね😊

 

たしかに「悪魔の大公」こと「サイコ・ゴアマン(以下PG)」は

邪悪な存在で、最初2人殺しちゃっているんですよ(;^ω^)

 

PGのデザイン、監督インタビューのとおり

強殖装甲ガイバー」の影響がありますね

 

でもミミ(ニタ=ジョゼ・ハンナ)が持つ宝石に

操られて、尻に敷かれる感じになっちゃう

 

というかこの映画でいちばん邪悪な存在って

ミミなんですよねー😅

 

PGがその後警官にヒドイ事しちゃうのに

(あの警官、監督が以前撮った「Bio-Cop」のキャラだそうな)

みんなさほど深刻にならずに若干

スルー気味に話が進行する…

脳みそモンスターにされたアラスターも元に戻らずにそのまんまw

 

かつての配下だった連中にボコられ

というかミミがボコらせているのなんか

見ていて気の毒になるし

 

そして最後の刺客「ウィッチマスター」との

戦いで、まさか冒頭のクレイジーボールがちゃんと

伏線になっていて、最後家族愛の話になるとは…

(ノックのやりとりとか微笑ましいですね)

 

「何世紀も生きて来て初めて心が満たされた」

「貴様らのおかげで内なる力に気づいたのだ」

とかいいセリフを吐いて、ハッピーエンドかな?と思っていたところに

契約内容に含まれていない、ミミたち家族以外の銀河を

ぶっ壊しちゃう…イイハナシダナー😅

 

最後にアラスター(公式のCASTに出て来ない、ヒドイw)

が家族と食事をする(両親が一切気にしてない!)

シーンでスタッフロールが始まる(戻してやってー😂)

 

内容はグロ描写が多いのに、何故か全体的に

日本の80年代特撮、いわゆる「ニチアサ」のテイストを感じるんですよ

 

監督インタビューで「土曜日の朝に放送されている

子供向け番組(向こうにもあるんだ!)の悪役が好きで

もし自分がその悪役側になったらどうするだろう」というのが

本作を作るキッカケになったそうで

 

海の向こうでもなんか感受性が

いい意味で似ているんだなー、と

嬉しくなっちゃいましたね!

 

すごくキュートな映画で、純粋に楽しかったです!

おススメです\(^o^)/