カナダ製作のSFファンタジーコメディです
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<あらすじ>
ある日、ルークとミミの兄妹は、庭で謎の宝石を見つけ、「悪夢の大公」と呼ばれる残虐な宇宙人を復活させてしまう。「悪夢の大公」は、兄妹に宝石を返すよう脅すが、聞き入れられるどころか、「サイコ・ゴアマン」と名付けられ、ミミに宝石を利用されるかたちで服従させられてしまう。 そうこうしているうちに、「悪夢の大公」を狙う刺客たちが彼らに送り込まれる。
<感想>
正直この映画、まったくノーマークでした
Twitterで紹介されていたので何気に
観たら、かなりの掘り出し物でしたね😊
たしかに「悪魔の大公」こと「サイコ・ゴアマン(以下PG)」は
邪悪な存在で、最初2人殺しちゃっているんですよ(;^ω^)
PGのデザイン、監督インタビューのとおり
「強殖装甲ガイバー」の影響がありますね
でもミミ(ニタ=ジョゼ・ハンナ)が持つ宝石に
操られて、尻に敷かれる感じになっちゃう
というかこの映画でいちばん邪悪な存在って
ミミなんですよねー😅
PGがその後警官にヒドイ事しちゃうのに
(あの警官、監督が以前撮った「Bio-Cop」のキャラだそうな)
みんなさほど深刻にならずに若干
スルー気味に話が進行する…
脳みそモンスターにされたアラスターも元に戻らずにそのまんまw
かつての配下だった連中にボコられ
というかミミがボコらせているのなんか
見ていて気の毒になるし
そして最後の刺客「ウィッチマスター」との
戦いで、まさか冒頭のクレイジーボールがちゃんと
伏線になっていて、最後家族愛の話になるとは…
(ノックのやりとりとか微笑ましいですね)
「何世紀も生きて来て初めて心が満たされた」
「貴様らのおかげで内なる力に気づいたのだ」
とかいいセリフを吐いて、ハッピーエンドかな?と思っていたところに
契約内容に含まれていない、ミミたち家族以外の銀河を
ぶっ壊しちゃう…イイハナシダナー😅
最後にアラスター(公式のCASTに出て来ない、ヒドイw)
が家族と食事をする(両親が一切気にしてない!)
シーンでスタッフロールが始まる(戻してやってー😂)
内容はグロ描写が多いのに、何故か全体的に
日本の80年代特撮、いわゆる「ニチアサ」のテイストを感じるんですよ
監督インタビューで「土曜日の朝に放送されている
子供向け番組(向こうにもあるんだ!)の悪役が好きで
もし自分がその悪役側になったらどうするだろう」というのが
本作を作るキッカケになったそうで
海の向こうでもなんか感受性が
いい意味で似ているんだなー、と
嬉しくなっちゃいましたね!
すごくキュートな映画で、純粋に楽しかったです!
おススメです\(^o^)/