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ラジオ番組が終わるということ 「赤江珠緒のたまむすび」終了に関して

TBSラジオ「赤江珠緒のたまむすび」が

3月いっぱいを持って終了するにつき

「ラジオ番組が終わるということ」について話してみます

 

私がラジオ番組にハマるキッカケとなったのは

伊集院光深夜の馬鹿力」で

伊集院光 深夜の馬鹿力 - Wikipedia

最初はお笑い芸人の方がラジオやっているのが

楽しかったので聴いてましたね

 

それ以前は習慣的に聴いて無くて、たまに面白い

番組があってもたまに聴くくらいでした

コサキンDEワァオ!」も

コサキンDEワァオ! - Wikipedia

その流れで聴き始めるくらい遅い人間でした

 

関連本もあります

 

そういった番組を聴いて気付かされるんですけど

「あれ、この人たちテレビとはキャラが違う」って事で

彼らはテレビに出る時は、テレビに合わせていて

ラジオ番組で素を出している事が分かって

 

そうして、お笑い系のラジオ番組だけでなく

情報系のラジオ番組も聴くようになって

同じくTBSラジオ「ストリーム」にたどり着きます

ストリーム (TBSラジオ) - Wikipedia

 

そして「あれ、なんでこういう情報をテレビで言わないの?」

って気付いたんですね

 

夕方放送の「荒川強啓デイキャッチ!」とか、凄く濃い

内容の番組が過去にありまして

荒川強啓 デイ・キャッチ! - Wikipedia

ここで日本のマスメディアがおかしい事の理由とか

教えてもらって、ついでに憂鬱にもなるんですが😅

目を開かせてくれたんですけど

 

その時間帯の聴取率が良かったのにも関わらず

番組は2019年に終了します

TBSラジオではよくある、あってはいけない事だと思うんですが

「局側の意向」ってやつで、最近でも「伊集院光とらじおと」も

局側と伊集院光側の意見の食い違いで止む無く終了

伊集院光とらじおと - Wikipedia

 

荒川強啓デイキャッチ!」の枠は、現在「荻上チキのセッション」

が引き継いで、ちゃんとしたニュース系情報番組で

不満は無いっちゃ無いんですけど、やっぱりデイキャッチに

あったある種の熱さは無いんですよね

 

「ストリーム」の枠は番組終了後「小島慶子キラキラ」が

引き継いで、それも聴いていました

小島慶子 キラ☆キラ - Wikipedia

番組の放送中「3.11」があって、その時の対応は

彼女の面目躍如でした(後で録音で確認したんですけどね)

 

ラジオ番組って、なんというか長く付き合っていくものだと

思っていて、ラジオパーソナリティーがなんらかの事情で

辞めるか、お亡くなりになるかするまで続く「日常の一部」だと

思うんですよ

 

だから終了すると「日常の一部」を切り取られた感じがして

喪失感がハンパないんですよね(-_-;)

 

で、今回「赤江珠緒のたまむすび」が終了するんですけど

局側の意向では無くて(私は月~木曜までのリスナーなので)

たまむすび - Wikipedia

赤江さんが、「子供との時間を大切にしたい」という要望を

叶えるかたちでの終了となります

 

「たまむすび」の頃からちょっと、なんというか

内容の濃さが申し訳ないけど、ちょっと薄くなってしまって

出演者のピエール瀧が薬物で捕まったり、ライターで

コラムニストの小田嶋隆さんがお亡くなりになったり

 

 

「現実に対して何か言ってくれる」人が徐々に

減っていく感覚があって、心配になるんです

 

この時間帯(13時~15時半)のラジオ番組が

局側の意向で薄くさせられていくのは非常に残念だと

思っていて、ただでさえテレビメディアがほぼ機能して

いないのに、ラジオ番組まで日和ったらこちらは

何を道しるべにすればいいのかわからなくなるので

 

同じくTBSラジオ(私はTBSラジオリスナーです)

「ライムスター宇多丸のアフターシックスジャンクション」も

良い番組ですけど

アフター6ジャンクション - Wikipedia

 

その前に放送枠が違った

「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」は

土曜日のみの放送で、だからこそ内容が非常に濃かった

R&B馬鹿リリック大行進」の回は何回聴いても爆笑w

 

「神回」をテキストに起こした本ですが

「読めば見えて来ます」

 

映画評論コーナーの文字起こしで

町山智浩さんと同じく、私の映画のリテラシーを上げてくれました

 

ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル - Wikipedia

なんかこういうと「懐古趣味かよ、昔は良かったってか?」って

言われそうですけど、パーソナリティーの問題では無くて

局側の意向で徐々に薄められて来ている感は否めないんです

 

ラジオって「オールドメディア」って馬鹿にされたり

しているらしいですけど、聴いてみれば分かりますが

「人を近くに感じられるメディア」なんですよね

 

それこそ3.11の際にはそこから聴こえる声が

「向こう側」のリスナーへ語り掛ける様に響いたりして

このメディアの特性が発揮された機会でもあったし

 

とても重要な、日本ではおそらくマスメディアの最後の砦だと

思ってます、大げさでもなんでもなくて

 

だから、「たまむすび」の後番組がどういった物に

なるかは心配で、また薄められてしまうのか

はたまた尖ったパーソナリティーを迎えるのか注視してます