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今時珍しいバリバリのジュブナイルテイスト Netflix 映画「ウィー・ハブ・ア・ゴースト ~屋根裏のアーネスト~」感想(2023年公開)

「ハッピー・デス・デイ」のクリストファー・ランドン監督

製作の映画の感想です

 

監督:クリストファー・ランドン

主演:ジャヒ・ディアロ・ウィンストン

youtu.be

<あらすじ>

引っ越してきたばかりの家で

記憶喪失の幽霊を見つけSNSで一躍有名になった一家

だがそのせいで、彼らは謎に満ちた政府機関に狙われることに

 

<感想>

アメリカのとある一軒家、中で何かあったらしく

誰かが出て来てタイトル

 

家が空き家になって一年後、黒人の一家が

引っ越してきて物語がスタート

不動産仲介業者の人がやたらとこの物件を

勧めて来てなんか怪しい感じ

 

一家の末息子ケヴィン(ジャヒ・ディアロ・ウィンストン)は

この引っ越しに不満な様子

 

彼はエレキギターを弾く事が趣味らしく

お隣さんの娘もトランペットを吹いているのを見て

ほほ笑む

 

学校に行き、そこでお隣さんの娘

ジョイ・ヨシノ(イザベラ・ルッソ)と知り合う

「アジア人少女は差別されてる、家は死の館よ」とグチる

彼女も似た様な境遇で少しホッとするケヴィン

 

家の中はゴミゴミしていて、ウンザリし

そこでゴースト登場

でもそんなに驚かないケヴィン

 

「俺の私生活の方が怖い」と告白して

彼の家庭は上手くいっていない事がわかる

 

どうも一家は、何度も引っ越しを繰り返していて

その原因は父親に問題がある様子

 

ゴーストと会話を試みようとするけど

どうやら彼はしゃべれない(ゼスチャーは出来る)

しかも何故かカメラに写る!

 

普通こういう幽霊って、写らないもんですが

この映画では彼が写真に写る事がポイントで

ケヴィンの兄貴がネットに彼をアップすると

けっこうなアクセス数が稼げた

 

一方そのころ、書店の読書会でレスリー・モンロー(ティグ・ノタロ)は

幽霊についての朗読会をしていた

参加者はまばらで、本人も腐っている感じ

それはサイン会で、自分の本じゃない本にサインをせがまれる

描写でわかる

 

彼女はどうやら元CIAの職員で

幽霊の捕獲に関する「ウィザード・クリップ」という

計画に関わっていた

 

ここらへんは、登場人物紹介

 

また一家に戻って、ネットでの評判が良かったので

一家の父親フランク(アンソニー・マッキー)は

これで金儲けしようとする

 

ケヴィンは幽霊というものがそもそもどういう

存在かを調べると、幽霊というものはトラウマがあるから

現れる存在の様で、彼はそのトラウマを解消しようと

調べようとして、ヨシノの助けでゴーストの名前が

「アーネスト(デヴィット・ハーバー)」である事が判明する

 

そうこうしていると、ネットでアーネストの人気が

沸騰し、家に野次馬が押し寄せる

 

ここで、インチキ霊能者ジュディ・ロマーノ(ジェニファー・クーリッジ)登場

この役が良くって、このキャラ凄い俗物で

父親のフランクに臆面もなく欲情したり

そもそも霊なんか信じていなくて

メディアに出て金を稼ぐことだけしか考えてないんですよね😅

 

もちろんこういう奴は、アーネストに、本物のゴーストに

ヒドイ目に遭わされる

 

野次馬どころかマスメディア、SNSにもさらされて

家から出られず、息がつまりそうなところをヨシノとアーネストと

一緒に、アーネストがゴーストになった原因を突き止める

旅に出る

 

その途中、酒場で「シェラー」という男が知り合い

なのが分かる

 

ここらへんのカーチェイスシーンが面白くて

アーネストがゴーストである事を利用して

追っ手を振り切る

 

なんか「E.T」っぽいというか、ジュブナイルっぽいんですよね

 

そして追っ手を振り切りシェラー家に到着

アーネストの素性が明かされて

彼には妻が居て、娘もいたことがわかる

 

シェラーには認知症の奥さんがいるけど、ここは伏線

彼女はもう喋る事が出来ないからいきさつを説明出来ない

 

シェラーは「あいつはロクデナシだ!」とののしる

 

追って来たCIAにアーネストは捕まって

実験材料にされる

 

落ち込むケヴィンとヨシノ

 

まあ、この後博士が「これは良くない」と改心して

アーネストは解放されるんですけどね

 

家の外には謎の暗い影

 

実は、アーネストはシェラーに殺されていて

原因はシェラーの奥さんが子供を産めない体で

アーネストの娘を奪いたくて彼を殺害し

死体はケヴィンの家の庭に埋めたからケヴィンは

この家のゴーストとして存在していた事が発覚する

 

シェラーに襲われるケヴィン

そこにアーネストが駆け付け

さらにフランクも助けに入りシェラーを撃退

 

さらに親子は和解

 

ラストでケヴィンが連れて来た娘とアーネストが

再会し、アーネストはトラウマを解消し

思い残す事が無くなり昇天

 

今度こそやり直せると一家はまた引っ越し(ほんの数キロ先)

 

ケヴィンはヨシノと付き合ってEND

 

視聴後、スタッフとキャストを調べたら

「ハッピー・デス・デイ」のクリストファー・ランドン監督

だった事が分かって、ちょっとうれしくなりました

 

今時珍しいくらいのジュブナイル映画

おススメです\(^o^)/