ビアトリクス・ポターの児童書を元にした
実写映画の感想です
監督:ウィル・グラック
主演:ピーターラビット
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<あらすじ>
彼等の住処の近くにあるマグレガーさんの
畑の野菜をいつも狙っている
が、ある日ピーターは、マグレガーさんに
捕まってしまうも、マグレガーさんは
長年の不摂生の為に心臓発作を起こし帰らぬ人に
「これでこの畑と家は自分たちの物だ」と
意気揚々とピーター達はそこで
どんちゃん騒ぎを繰り広げる
いっぽうその頃、おもちゃ店に勤める
トーマス・マグレガー(ドーナル・グリーソン)は
自分が昇進すると思っていたら、別の奴がコネで
いいポストについた事で精神的にキテしまい
田舎で休養を勧められ、意気消沈のまま
ピーター達のいるマグレガーの相続した
家にたどり着く…
<感想>
ピーターラビットというコンテンツに、私は
疎くて、たしか昔CMで放送されていたなくらいしか
知りませんでした
なので、この映画で「原作ファンに激怒されている」
という話を聞くと「駄作なのかな?」と
思って観たら、とても面白く、というか
ピーターラビット達がとても可愛くて
なんというか「モフりたい!」と思考停止しちゃいました😊
批判の原因は、ブラックベリーのアレルギーがある
トーマスにした行為と、下手したら人間が死んで
しまうレベルの妨害行為をしている点でしょうね
アレルギーに対する理解の無さ、デリカシーの無さ
いちおうピーターに「あまり気にしないでね」的な
事を言わせていますが、それが火に油を注いだと
トーマスとの家の争奪戦が過激で、明らかに
殺傷行為に相当する事をしているのも批判の原因ですね
あと多分、ピーター達が原作のイメージと違って
かなりエキセントリックなキャラクターなのが
批判されるのもやむを得ない点だったと
ですが、その点を除くとこの実写化は成功していると思います
「アニマルアクションコメディ」という風に受け止めれば
原作を知らない人が見ても楽しめる様になっているので
過去に、アニメーションは制作されていて、実写化は
過去でなら、それこそ技術的な壁があったと
思っていて、たぶん「ジュラシックパーク」以降
生物をCGで描く映画のリアリティレベルが
格段に向上した為、今作の実写化に踏み切ったと
そしてそれは予想通り上手くいっていて
ピーター達が自然の風景に完全に溶け込み
人間とのからみも違和感が全くなく
「これ本当に生きているんじゃないの?」と
思わずにはいられないです😆
ピーター達ウサギもいいけど、朝に鳴くニワトリ
ボーっとした鹿、何度も撃ち落とされる鳥等
他の動物達もバラエティに富んでいて
ただ彼らの挙動を見るだけで本当に楽しい!
このウサギ達🐇🐰、モフりたい!