にきさんすけのバラエティショップ

ASD自覚者(確定診断未実施)が、映画や漫画等の感想を書いてます

ラジー賞ノミネートも納得、各方面(特に白人女性陣)からバチクソ怒られたであろう珍作 映画「最凶女装計画」感想(2004年公開)

いわゆる「ウェイアンズ一家」により

制作されたコメディ映画の感想です

 

監督:キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ

主演:ショーン・ウェイアンズマーロン・ウェイアンズ

youtu.be

 

<あらすじ>

FBI捜査官のケビン(ショーン・ウェイアンズ)と

マーカス(マーロン・ウェイアンズ)はいつも

失敗ばかりしていて、上司からも見放される寸前

 

そんななか、セレブ令嬢のブリトニー(メイトランド・フォート)

ティファニー(アン・デュデク)の護衛という

誰もやりたがらない任務を引き受けるも、彼女達は

顔に怪我を負ってしまい、ふたりは彼女たちに

なりすます為に女装をする事に…

 

<感想>

コメディ映画ではあるんですよ、冒頭の

コンビニでの人種差別ギャグがあったり、まあその

差別が偏らないように、全方面に人種差別ギャグを

かましているからいいよね?的にはなっています

 

でも、2004年の映画の中で、その年の

最低映画に挙げた批評家や、ラジー賞ゴールデンラズベリー賞)に

ノミネートされた理由はおそらく女性の描写にあるのだと思います

 

セレブの姉妹(露骨にヒルトン姉妹!)が顔を怪我したので

ふたりは彼女になりすます為に女装をするのですが

ja.wikipedia.org

ja.wikipedia.org

 

正直どうみてもその女装は上手くいっていないというか

日本のお笑い番組で見かけるレベルの女装なので

こちらが馬鹿にされてる感じがするんですよねー😑

 

そんな下手くそな女装なのに、彼女達(?)を

見た男性は「いい女だな」とか「〇りたいぜ!」等

セクハラをしてくる

 

ここはいい表現だなと思っていて、「女性の立場に

なってみて初めて女性たちが常に視線にさらされている

ルッキズム)のを理解する」って表現ですね

 

フェミニズムの映画になっていくのかなと思いきや

そんな展開にはならず、そもそも黒人男性が白人女性に

変身するという時点でふざけているので、あまり

真面目にこの映画を視聴するのはいただけないというか

 

原題が「White Chicks(白いひよこ達)」という

事からも、やっぱり白人と女性への理解というか

配慮に欠けた内容になっていて、公開当時

絶対にバチクソ怒られたであろう事は容易に想像がつきます

 

ブロンド女性に対する偏見も露骨だし、いい歳の

女性たちがパジャマパーティーとかするのも

やっぱり「(#^ω^)ビキビキ」だし、登場人物の

おバカ率が高いけど、その中でも女性の表現には

特に問題がありまくりですね😅

 

女性たちの来ている服が、肌の露出が多過ぎて

いくらなんでもどうなの?って感じで

ギャグというよりかはもはや「挑発」レベル

 

あと、小学生レベルの「おなら、〇ンコ、〇ロ」ギャグも

テンコ盛りで、久しぶりに「ヒドイ映画を観てしまった」感が

拭えません(-_-;)

 

映画内のギャグで笑うというより「これはヒドイw」

みたいに笑う、決して健全とは言えない表現になっていて

監督や俳優が向こうでは有名な「ウェイアンズ一家」と呼ばれる

TV映画産業に多く関わっている親族で構成されている事も

この映画のしょうも無さの原因だと思っていて

家の中で話している「駄話し」を映画にしてみたから

こういう内容になってしまったのだと推測します

 

自分達が黒人であるが故に出来る、黒人を馬鹿にした

表現もいくつか散見されますが、ガチムチのラッパーが実は

女性が聴くようなポップミュージックを愛好していたり

 

表向き白人は「〇ガー(黒人に対する蔑称)」を言わないけど

彼等黒人たちがいないところでは「お前らどうせ本当は

差別しているんだろう?」という描写とか

 

ラップバトルに対する偏見をわざとやっていたり

(お互いに対するリスペクトが無い)

 

よかった点をあげると、「男性にとっていいと思う女性の

体系と、女性が自分自身にとっていいと思う体系のギャップ」が

描かれたり、見た目の為に女性が裏では涙ぐましい努力を

したいたりする描写があって、そこは考えさせられましたね😊

 

あと、ドラマ「デクスター 〜警察官は殺人鬼」に主人公の妹役を

務めていたジェニファー・カーペンターが出演しているので

なんか旧友に再会した感じw(映画の方が公開年が古いのですが)

ja.wikipedia.org

 

「デクスター」は👇プライム会員なら無料で視聴可能、シーズン1だけでも

観てください、傑作です!

 

内容のしょうも無さに笑うという不健全なコメディ映画

なので、今回はあまりおすすめ出来ません!😩