「ハリー・ポッター」のスピンオフ作品を主人公のASD(自閉症スペクトラム障害)に注目して観賞しました。
監督:デビット・イェーツ
主演:エディ・レッドメイン
<感想>
私は、ハリー・ポッターにはそれほど詳しく無くて確か、映画を第2作まで観たっきりだったと思います。
「ハーマイオニー役のエマ・ワトソンが可愛かったなー」くらいしか特に感想の無いニワカなのであしからず(^^ゞ
この映画の筋としては、はみ出し者が世界からはみ出したもしくは、はじかれた感じの魔法生物に深く共感し彼等を救い、また彼等にも助けられ、自身が所属している「魔法使い」という種族(人間からすれば「異物」)の危機を解決するという内容で、子供向けかと思ったら少しダークなテイストでなかなか楽しめました。
なんでハリー・ポッターにさほど興味の無い私がこの映画を観た理由としては、エディ・レッドメイン演じる主人公のニュート・スキャマンダーが「自閉症スペクトラム障害」であり、演者もアスペルガーなのだという事を聞いたのでASDの挙動って、客観的にどう見えるんだろう?と思ったからです。
で、主人公のニュートがホグワーツでなにかやらかしてそこから追放?され、アメリカに渡り入国審査を受けている箇所で、彼の挙動がおかしくて「ちゃんと人の目をしっかり見て会話をしていない」んですよね。
海外ファンが作った動画でまとめがありました👇
👆動画の意訳ですが
#1人間関係に違和感を感じる
#2アイコンタクトを維持するのに苦労する
#3(魔法)生物に対する深い共感
#4社会的にぎこちない
#5独特に違う(振る舞い?)
となっています。
ここで、私が昔職場で上司に「〇〇君(私の事)、ちゃんとこちらの目を見て話をしよう」と注意された事を思い出しました😅
他にも、ニュートが自分の事を「僕は人をイラつかせる」と言っていて、ここは「自分でも知らないうちに人を怒らせる」という点で自分にも思い当たる事があります…(-_-;)
学校や職場でのやりとりで、自分では気づかずにどうも相手を怒らせたらしく「おい、なんだその態度は?」とたしかに何度も言われたのを思い出します😅
で、上司に呼び出されて「〇〇君は自分の何が悪いのか分からないの?それは致命的だよ」と言われ「はい、分かりません、私の何が悪いのでしょうか?」と聞いたけど上司は答えてくれませんでしたね(-_-;)
いままで生きて来て、集団行動をする時に客観的に見て私の挙動がおかしく、そして人をイラつかせていたが故に私はイジメられたりちゃかされたり、騙されたりしたんでしょう(ちゃんと他人の顔を、表情を見ていないから相手の悪意に気づけない)
今までの人生で、関わった全員からそういう目にあった訳ではありませんが他人と違う挙動をする私は「目ざとく見つけれられて」「捕食された」んですね😩
他人に危害を及ぼす人種って、おそらくそういう奴を嗅ぎつける「嗅覚」の様な物があったのだと推測します。
客観視点って大事なんですねー(今更感)😑